◎低GIって眉唾物?低GI食品はそもそもGIの計測が疑わしい
私は糖質を避けていますので、低GIという標示ははあまり気にしていませんでした。
でも、自分が手に取ったものに「低GI」と記載があると、「お、よかった~」と一応喜んでいました。
しかし、この低GIという指標ですが、もしかしたら、眉唾物かもしれません。
運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない 清水泰行 廣済堂出版
という書籍の著者の清水医師は、「食材別のGI値は、人によって千差万別だから、数値化はできない」とおしゃっています
どういうことかというと...
まず、GIは(グリセミックインデックス)の略で、血糖値の上昇度合いを示す値、と理解します。(これはわたしぐちやまがこう理解したということです)
で、実際のところは、まったく同じある食材を63名の人に食べさせると、三様の血糖値の上がり方をしたそうです。
つまり、低GI値、中GI値、高GI値の、すべてのパターンが、ほぼ3分の1ずつ現れたらしいです。
食材は炭水化物量で50gのパンだったらしいのですが、実験の結果から言えば、同じ食材を食べても人によって血糖値の上昇具合は異なる、ということになります。
これは単に、人の体質が異なるということであって、食材のGI値が高いか低いかはあまり問題ではなくなってしまいます。
人によって太りやすい人(血糖値の上がりやすい人)、太りにくい人(血糖値の上がりにくい人)がいる。
でもパンで血糖値があまり上がらなかった人も、白米を食べると血糖値が急激に上がる。。。ということも起きそうです。
よって、低GI値はあまり信じるに値せず、やはり毎日の食事の糖質量に気を付けるべきだ、というのが、今の私の結論です。
(参考図書)
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