痩せる糖質制限ダイエットを毎日報告しながら、投資についてもつぶやいてみる、健康と資産形成を頑張るブログ。

糖質制限ダイエットを実践してほぼ毎日経過報告します!時に危険性も叫ばれる糖質制限。これまで実践し書籍などで蓄えた知識で、安全かつ楽しい糖質制限ダイエット方法とレシピを掲載。いかに健康に長生きするか?さらには老後の資産も心配なのでに投資についてもつぶやいてみます

【痩せる糖質制限】ケトン体エンジンを活用できる体になろう!

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先般、働かせるべきは、ケトン体エンジン!という記事を書きました。

www.guchiyama.tokyo

では、ケトン体エンジンについて、少し詳細にお話しします。

1.ブドウ糖は人間のエネルギーであるが、唯一ではない

 

体に入る糖質を少なくすると、どんな事がおきるでしょうか。糖質の摂取をストップするといっても、最後の食事で摂取したブドウ糖がまだ血中に残っていますので、それをエネルギー源に使えます。これを「ブドウ糖エンジン」と呼ぶことにしましょう。(一部の出典を参考にしています)
しかし、血中のブドウ糖は2時間もあれば枯渇します。
次は、人間は肝臓にグリコーゲンを溜めていますので、それをエネルギー源として活用します。
でも、それも12時間ほどしか持ちません。それが枯渇すると...
ここで、人間は、やっとメインのエネルギーに脂質を使うようになります。

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具体的には、中性脂肪が肝臓でグリセロールと脂肪酸に分解されます。


グリセロールはブドウ糖に変わります。このブドウ糖は「ブドウ糖エンジン」としてエネルギー源になります。
脂肪酸のほうは、そこからさらにケトン体が作られ、実はこの「ケトン体」も「ケトン体エンジン」として重要なエネルギー減になるのです。

この時点で中性脂肪は分解されていますので、体脂肪が減って、体重が減ることになります。

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痩せようと思えば、糖質を制限して、中性脂肪を分解せざるを得ないような状況を作るのが、手っ取り早いのです。

つまり、人間がメインで使うべきは「ケトン体エンジン」なのです。
糖質制限を正しくやれば、「ケトン体エンジン」という人間本来の力を引き出すことができるのです。


2.ケトン体エンジンの魅力は、そのパワーと持続力

ケトン体エネルギーは、ブドウ糖エネルギーよりも持続力が長くパワーも大きくなります。

ハンガーノックは怖くない

マラソンやロードバイク経験者、長期間体を動かすスポーツを従事する人は、ハンガーノックという状況に陥ったことが一度くらいはあるはずです。その原因は、事前やレース中などに摂取したブドウ糖が枯渇したから、と言えますが、それは100%正しいとは言えません。
スタート前にきちんと糖質を取っていたが、ブドウ糖エネルギーは持続力が短いため、1~2時間ほどで枯渇します。その時に、肝臓に蓄えたグリコーゲン使いますが、それも2時間ほどで尽きます。そこで、ケトン体エンジンが働けば、人間は継続して運動を続けらるのです。
しかし、糖質を常時摂取している人は、ケトン体エンジンをうまく使えません。

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なので、補給ジェルなどを定期的にとらないと、その日の体調にも左右されますが、急に力が出なくなり、ハンガーノック状態となるのです。

なので、糖質が不足したからハンガーノックになった、のではなく、糖質不足を補うケトン体エンジンをうまく使えないからハンガーノックになった、というのが正しいと思います。

これを回避する方法として、「カーボローディング」をするランナーやロードレーサーも多いです。
これは、レース前になるべく大量のグリコーゲンを肝臓にを貯めておこう、という方法です。
これも一理ありますが、やはり、脂肪を燃焼させてケトン体をエネルギーとする、という方法ではありません

プロも理解しているケトン体エンジンの持続力

もしも糖質よりもパワーがあり、しかも体脂肪としてたくさんため込める脂肪をエネルギーにできれば、人間は長時間動き続けることができるはず。実際にサッカー選手はこのことを意識して、ケトン体エンジンを活用できている人がいます。

(1月31日にセリエAからトルコ ガラタサライに移籍が報じられた、Nさんなど。最下部の書籍内にお名前が登場しています)

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脂肪なら60kgの人が体脂肪20%とすると、12kgも脂肪を溜め込める。脂質のエネルギーは糖質の2倍ですから、人間が何十時間も連続で運動することも可能なエネルギー量です。

このエンジンを、本当に飢餓になった状況(山で遭難して水しか飲めないような状況)になって致し方なく活用させるのか、常日頃から活用できるようにしておくかで、その人の身体は大きく変わってきます。

ケトン体にはまだまだ良い効用が

また、ケトン体には抗炎症作用、抗老化作用、抗酸化作用、抗ガン化作用があるともいわれいます。これらについては私も医者ではないので、詳しくは書きませんが...。
興味のある方は以下の書籍をごらんください。

「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である 宗田哲男 カンゼン

 

「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である 病気にならない体へ変わる?正しい糖質制限?

「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である 病気にならない体へ変わる?正しい糖質制限?